総計: 1624130  今日: 70  昨日: 165       Home Search SiteMap E-Mail Admin Page
藻知藻愛(藻食文化を考える会)
日記
コラム
坂村真民先生の詩
もっと藻の話
マイクロアルジェ
 
 
  自己紹介
    この稚拙なHPは誰の? と問い合わせがあったので・・・
  藻食文化を考える会
    藻食文化を考える会を立ち上げました
  講演会のお知らせ
    日本学術振興会181委員会
 「330000」を目指したいと思います!
「330000」
  2008年1月 結果こそ現実、実のなる果樹になれ
 

あけましておめでとうございます。

健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。本年が、輝かしい一年となりますよう祈念いたしております。

旧年中は、弊社マイクロアルジェ応用商品をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。健康維持に必ずやお役に立てているものと自負いたしております。

さて、一昨年4月に、世界で初めて4種のマイクロアルジェを宇宙に旅立たせました。帰還した当初、マイクロアルジェはかなり弱っておりましたが、一年をかけて回復させ、昨年は、この宇宙マイクロアルジェの実用化に向けて開発を進めました。旅立たせてから2年という長い時間が経過してしまいましたが、ようやく本年4月に宇宙マイクロアルジェ応用商品の発表ができる段階にまできました。4月の発表をどうぞご期待ください。

ところで、講演などでお話をさせていただく機会があると、必ずといってよいほど、教育学者・森信三先生の「人生に偶然はない」という言葉を紹介させていただいております。とても大好きな言葉です。その森先生の「人生二度なし」(致知出版)を再読しました。昭和3738年に、実社会に出て働いている青少年を対象に書かれた本書に、胸を突く二つの言葉がありました。「結果こそ現実である」(36ペーシ)と「秋になって実のなるような果樹には、春、美しい花の咲く樹はない」(94ペーシ)です。

「過程を大事にしろ」とよく言われますし、私自身もそう強く思っていました。しかし、森先生の言う「結果こそ現実であって、願望や意図だけでは、いかにそれが真摯かつ熱烈であろうとも、結局はたんなる主観的概念に過ぎない」という厳しい言葉は、己に厳しくし、自己責任をはっきりさせて生きてゆくことを強く説いたものだと思いました。けして結果オーライということではないのです。

実のなる果樹の例えは、生き方として、「単に春の一時期の華やかさで終わる花よりも、やはり秋の結実の確かさの方を選ぶべきだと思う」と書いてあります。一生の見通しをつけて日々の努力を怠らないことを促した言葉であると思いました。

私にとって、この二つの言葉は、ともすると楽な方に逃げがちとなる弱さを戒めたものとなりました。そこで、この二つの金言をまとめ「結果こそ現実、実のなる果樹になれ」を今年の目標とすることにしました。今年だけではなく、人生の目標でもありますが。

あなたの今年の目標は?

クョスコニョ    [1] 
 前のテキスト: 2008年2月 強い信念を持って
 次のテキスト: 2007年12月 中国の念珠藻栽培試験
EasyMagic Copyright (C) 2006 藻知藻愛(藻食文化を考える会). All rights reserved.