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 「330000」を目指したいと思います!
「330000」
  2008年2月 強い信念を持って
 

私たちは、人生の羅針盤として多くのメンター(mentor良き師、助言者、指導者、顧問の意)を持っています。メンターは人だけではなく多くの著書をも意味します。小生も読書を含めいろいろな機会を通して、たくさんのメンターを得ることができました。特に、生き方(精神論)は詩人・故坂村真民先生、経営(哲学)は稲森一夫氏、そして生き様(実人生)は社会教育家・田中真澄先生が貴重な私のメンターです。

その田中先生の78冊目の著書「信念の偉大な力」(ぱるす出版)を読みました。先生は、「人生100年、終身現役」を提唱され、そのために「良い習慣の継続」と「地道な自己努力」を自ら実践されて、その必要性を説いておられます。本書では、65歳から離島・隠岐の島に渡り、そこで学習塾の立ち上げに成功され、「130歳現役塾講師」を目指して努力しておられる阿部孝男氏を紹介しながら、人生100年をどう生きるべきか、その決め手となる「信念」の大切さと抱き方を、先生の経験と多くの実践者を引用して述べておられます。

そして、あとがきには、

私は最高の年金は、自分の仕事を支えるマーケット(顧客層)からの収入であると考えています。その収入を維持するために、当事者は信念を持って自分の仕事に打ち込むのです。その姿を見て、顧客はその人をいつまでも支持してくれます。また仕事に打ち込むことで、人は自己革新を続けていくことができ、年齢に関係なく仕事の能力を高め続けていくことができます。高齢者でも活き活き生きている人は、みんなそういう人生を歩んでいます。(220ペーシ)

と書いておられます。

本書を読み終えた時、スイスの心理学者・ユングの「人生の幸福の5つの条件」を思い出しました。5つの条件の一つに、「朝起きた時に、やるべき仕事があること」があります。終身現役の実践は人生の幸福の必要条件なのだと考えれば、これは真剣に実践してゆくしかありません。

私事で恐縮ですが、昨年12月に50歳となりました。人生100年の半分です。これまでの幸せな人生は、周りの多くの方々のおかげで得たようなもの。これからの残り半分の人生の幸・不幸は、自分の責任に依るものだと思っています。強い信念をもって生きてゆかなければなりません。

強い信念とは。田中先生がこれまでの著書で何度か紹介された東京大学名誉教授・故竹内均先生の「修身のすすめ」(講談社)から、「正直・勤勉・感謝の気持ちを忘れずに、一所懸命に生きていく」ということが、今の小生に最も適しているだろうと思っています。

この強い信念を持って、マイクロアルジェの応用・開発による人と社会と地球の健康つくりに邁進してまいります。

 

クョスコニョ    [1] 
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