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  2010年1月 あけましておめでとうございます
 

あけましておめでとうございます。

健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。本年が、輝かしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

旧年中は、弊社マイクロアルジェ応用商品をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。元気で明るい生活をお過ごしいただくために必ずやお役に立てているものと自負いたしております。

さて、昨年は、3月の日本薬学会第129年会で、富山大学大学院・林利光教授の研究室との「鳥型インフルエンザウイルスの経口接種時の腸管免疫機能に及ぼす髪菜熱水エキスの効果」がハイライトに選出され、注目を集めました。この研究成果が10月に発売した「ノストフラン」の開発へと繋がりました。「研究成果を社会に還元したい」という教授の想いと「社会のお役に立ちたい」という弊社の想いが一致したことにより開発できたものと思っております。

5月にはマリンバイオテクノロジー学会のシンポジウム講演で当社を広く知っていただくことができました。その後異業種企業の来社が続きました。また秋口からは「マイクロアルジェの可能性」についての講演依頼もいただきました。「マイクロアルジェ(微細藻類)」と弊社がいろいろな分野で注目を集めた一年となりました。

本年も、「二酸化炭素固定」と「バイオ燃料」についての環境ビジネスにおける「マイクロアルジェ応用」への関心は引き続き大きいものと思います。しかし、マイクロアルジェ応用の実用化・事業化には解決しなければならない大きな課題として培養コストがあります。アメリカでは広大な土地を利用してマイクロアルジェの大量培養を行い、コスト削減を目指しています。しかし、日本では同じような大量培養は行えません。

そこで、発想を「二酸化炭素固定」と「水溶性有用物質」と「バイオ燃料」とします。マイクロアルジェに水溶性の有用物質を生産させることができれば、最初に有用物質を取り出し、その残り(残渣)から燃料を得ることで、コストを分散させることができるわけです。

弊社は、創業来17年間、国内外の大学や研究機関のご指導をいただきながら、健康に関わる有用物質の研究・開発を行ってまいりました。この実績をもって、日本における環境分野におけるマイクロアルジェ応用の実用化・事業化に大きく関与できるものと確信しています。なぜならば、これは企業理念である「マイクロアルジェによる人と社会と地球の健康つくり」そのものだからです。

余談ですが、昨年11月に石垣島でリスザルが弊社食品「阿拉善」を奪ってゆく(楽しい)事件がありました。本能的に阿拉善が良いと察知したのでしょう。これからも、誰からも愛される商品を開発してゆきたいと思います。

本年は、今まで以上にマイクロアルジェを広く役立たせてゆけるように努力してまいります。

本年もよろしくお願い申し上げます。

クョスコニョ    [1] 
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