昔、萩本欽一さんのテレビ番組で「良い子・悪い子・普通の子」というのがありました。それにならって、今日は「良い医者・悪い医者・普通の医者」の話から。
これは、私が言っているのではありません。現役内科医の松本光正医師が著書「笑いと健康〜君子医者に近寄らず〜」(本の和泉社)で述べているものです。松本医師は、中村天風さん最晩年の弟子で天風会の講師としても活躍しています。
まず、悪い医者。
必要ない検査をボンボンして、要らない薬をドンドン出すような人たち。残念ですが、患者さんより儲けを優先している病院。これが結構多いのです。(101ペーシ)
普通の医者。
人間的には申し分ないけれど不勉強。風邪引いたらすぐに抗生物質だ、熱冷ましだと薬を出し、平気でなんだかんだやる。そういうタイプの医者、不勉強なのです。(102ペーシ)
良い医者。
人間的にも良くて、色んなことが分かっていて、よけいな薬は飲まなくていいよと指導する医者。だが、現実にはこういう医者はなかなかいないのです。(102ペーシ)
いかがでしょうか?なるほど、と私は納得しました。ところが、日本ほど「薬信奉」の国はありません。例えば、弊社のマイクロアルジェ培養農場がある沖縄県宮古島では、(愛情をこめて呼びますが)おじいやおばあは、薬を出さない医者を「やぶ医者」と決めつけてしまいます。せめて、本稿をお読みのあなたには、薬というもの(効果と恐ろしさ)を知っていただきたいです。
松本医師は、
薬のクスリは、下から読むとリスク。リスクですよ。それを、医者もすぐに薬、薬。薬は万能ではないということも知って欲しいですね。むしろ毒ですよ。必要以上に薬なんか飲む必要はないのですよ。(104ペーシ)
と警鐘を鳴らしています。確かにその通りで、私も拙著「生命の源:マイクロアルジェ」(成山堂書店)でも「クスリのリスク」と書きました。薬については、必要最低限の使用にすべきであると思っています。
では、薬を控えるためにはどうしたら良いのか?
松本医師は、書名の「笑いと健康」のとおり、
笑えばご自身の免疫がぐんぐん働きはじめます。血圧も下がります。等に用にも効果があり、どんな病気にもよく効く万能薬なのに、副作用がありません。笑いにあるのは福の作用だけですよ。(111ペーシ)
と、病気の大半はストレスが生み出しているのだから、そのストレスを体の中に入れないために、「プラス思考」のための「笑い」を強く勧めています。
もちろん、笑いだけではだめです。私たちは生きるために食事という形で生命エネルギーを取り込んでいます。「笑い」と「生命エネルギー」の二つが健康で生きるキーワードと考えています。
生命エネルギーの源は太陽エネルギーです。太陽エネルギーを豊富に蓄えたマイクロアルジェを供に、お客様に笑顔をお届けする集団でありたいと、改めて強く思っています。
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