人生を愛するが故に
詩を愛する
わたしの詩は
そこから生まれなくてはならない
ひとりのなげきが
万人のいのちとなり
ひとりのよろこびが
万人の力となり
水のように清められ
雲のように高められ
虹のように色どられ
幼な子のように
詩神の前に跪きたい
わたしの詩も
そこまで行かなくてはならない